米Appleが米国時間6月29日にリリースする携帯電話「iPhone」では,関連アクセサリ製品に認定ロゴを付ける。Appleが同社Webサイトで明らかにした。

 iPhoneに関するQ&Aページの情報によると,iPhone向けに設計され,iPhoneとの適合性が確認された製品のパッケージには,「Works with iPhone」ロゴを貼付する。

 また同社によると,iPhoneは同社の携帯型デジタル音楽プレーヤ「iPod」と同様の30ピン式ドック・コネクタを採用しているため,「適正に設計されたアクセサリなら」(同社)多くがiPhoneとiPodの両方に利用できるという。ただし一部では,音声の干渉を起こす可能性がある。

 ヘッドホン・ジャックは,ほとんどのポータブル・ステレオ・ヘッドホンが標準採用する3.5mmだが,一部ではアダプタが必要になる場合があると記している。Bluetooth対応については,他社製品でもほとんどが使用できるとしているが,「iPhoneはApple純正ヘッドセット『Apple iPhone Bluetooth Headset』と最適に動作するよう設計されている」(同社)。

 なお米メディアの報道(InfoWorld)によると,iPhoneはApple製品の例に漏れず極秘に開発が進められたため,サード・パーティには詳細な情報が渡っていないが,米Aliphや米Digital Lifestyle Outfitters,米Belkinなどがヘッドセットやケースなどのアクセサリを発売する予定。

 iPhoneは6月29日午後6時より,全米164店舗のApple製品販売店で発売する。1度に2台まで購入可能。また6月30日からは,iPhoneの活用方法を教える「One to One」プログラムを各店舗で提供する。iPhoneの独占キャリアである米AT&Tの直営店でも販売する。

[iPhoneのQ&Aサイト]
[プレス・リリース]