NTTデータビジネスコンサルティング(NTT-BC)は6月26日、ユーザー企業のCIO(最高情報責任者)が本来の役割を果たしているかを診断するサービスの「CIO機能健康診断」を、無償で提供し始めた。

 診断を受ける企業は、IT中期計画や実行計画の有無、IT投資の評価体制など8分野32問の質問にWeb上で答えるだけで、CIO機能のレベルを診断できる。診断結果は、「IT戦略」「ITサービス」「情報セキュリティ」など8分野について5段階で、レーダーチャートに表示する。診断を受けた企業の平均レベルも表示するので、「自社のCIOが平均以上の役割を果たしているかどうか」などを把握できる。

 NTTD-BCは、これまで有料で提供してきたコンサルティング・サービスの一部を無償で提供することで、CIO支援サービス事業を拡大することを狙う。