マイクロソフトは7月2日、ウイルス対策などの機能を持つクライアント向け統合セキュリティ・ソフト「Microsoft Forefront Client Security」を発売する。企業が所有する複数のパソコンのセキュリティ対策状況を一元管理できる。

 Forefront Client Securityは、クライアント・パソコンやサーバーをウイルスやスパイウエアなどから守る。一元管理機能では、パッチの適用状況や定義ファイルの更新状況、パスワードが定期的に更新されているかどうか、スパイウエアなどの脅威にさらされていないかといった情報をレポート形式で一覧できる。

 ライセンスは月契約で、料金は同社のボリューム・ライセンス・プログラムを通じて提供するためクライアント数などで異なる。参考料金は、1ユーザー当たり1カ月で209円である。