無線LAN機器の業界団体,Wi-Fiアライアンスは2007年6月25日,Wi-Fiアライアンスが認定したラボで,IEEE 802.11n Draft 2.0準拠の無線LAN機器の相互接続試験が始まったと発表した。802.11nは2008年秋に規格化される予定の規格。規格上,最大600Mビット/秒の通信が可能になる。

 Draft 2.0機器同士の相互接続性のほか,セキュリティ・プロトコルであるWPA2(Wi-Fi Protected Access 2),IEEE 802.11a/b/g,QoSのためのプロトコルであるWMM(Wi-Fi Multimedia)での相互接続性試験も実施する。

 Wi-Fiアライアンスは「2007年夏にはWi-Fiロゴがついた製品が店頭に並ぶ」としている。

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