米Googleは米国時間6月18日,政府や社会政策に対する同社の見解を示す公式ブログ「Public Policy Blog」を公開した。プライバシ,オンラインでの子供の安全,著作権および商標の保護,コンテンツに関する規制,特許システムの改正,ブロードバンド・ポリシーなど,同社が取り組んでいるさまざまなインターネットに関連する問題を扱うという。

 Googleは,このブログを通じて多国籍企業として自社の見解を主張すると同時に,このブログが自由な表現,経済成長,情報へのアクセスなどを促進する健全な政策の制定を目指す世界中のポリシー・メーカーにとって情報源となることを期待しているという。また,ユーザーの意見を取り入れた「真の会話」を促進するためにコメント欄も用意した。

 このブログは,Googleが社内向けに2007年4月に公開したもの。一般公開に伴い,これまでの投稿も公開している。今後はネットの中立性,検閲,規制,国家安全などについても論じる予定だという。

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