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 SOBAプロジェクトは6月21日,同社が開発したP2P型テレビ会議システム「SOBA mieruka」のWeb APIを公開する。ブログやSNS,ECサイト,メールなどに埋め込んだリンクをクリックするWeb会議画面が開き,会議に参加することができる。

 SOBAプロジェクトは,京都大学やオムロンなどの産官学共同研究により開発されたP2Pコミュニケーション基盤「SOBAフレームワーク」の事業化のために設立されたベンチャー企業。

 SOBA mierukaはSOBAフレームワークのリアルタイム情報共有機能を利用した会議システム。ビデオ会議のほか,チャット,ホワイトボード,ブラウザ共有,ファイル転送,アプリケーション共有などの機能を備える。DVカメラの接続が可能。クライアント動作環境はWindows 2000以上で,Java(JRE)とDirect Xが必要。

 SOBA mierukaのユーザーはWeb APIを無料で使用できる。SOBA mierukaの月額利用料は5ユーザー税込み2万6250円から。試用は30日間無料。またSOBA Web APIのユーザー登録を行うとLNA内で90日間2ユーザーが仕様できる。