写真1●セルフディフェンス型サービスの構成装置
写真1●セルフディフェンス型サービスの構成装置
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写真2●FOMAからネットワーク・カメラに接続して室内などの様子を見られる
写真2●FOMAからネットワーク・カメラに接続して室内などの様子を見られる
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 NTT東日本は、Interop Tokyo 2007にBフレッツを使って家庭などのセキュリティを監視する製品「セルフディフェンス型サービス」(仮称)を参考出展した(写真1)。6月下旬にも発売する予定である。

 製品は、ドアの開閉を監視する防犯センサーや家の中を写すネットワーク・カメラ、光と音を発するフラッシュ・ライトなどとこれらを管理する制御装置で構成する。これらの機器は、無線LANまたは有線LANで接続。たとえば、センサーが侵入者を検知すると、フラッシュ・ライトが光や音で侵入者を威嚇。同時に、あらかじめ登録したメール・アドレスにアラート・メールを送る。FOMA端末のテレビ電話機能を使い、ひかり電話が提供するダイヤルイン・サービス「マイナンバー」でネットワーク・カメラに接続することで室内の様子を見られる(写真2)。

 このほか、携帯電話からエアコンや照明のON/OFFなどを可能とする家電制御装置も提供する。

 価格は未定であるが、ネットワーク・カメラは2万8000円、制御装置は3万円という水準を想定している。アラート・メールを送ったりするネットワーク・サービスは月額1000円くらいになる見通し。NTT東日本では、警備保障会社のサービスほどの内容はないが、「安価に利用できるホーム・セキュリティ製品/サービスを提供することで、Bフレッツの拡販を狙っている」という。