ソフトバンクモバイルは6月14日,通話相手がソフトバンクのユーザーかどうかを呼び出し音で確認できるサービス「ソフトバンク呼び出し音」を8月1日に開始すると発表した。

 このサービスは,ソフトバンク携帯電話に発信した際,発信側に流れる通常の呼び出し音の前に「プププッ,プププッ,プププッ」という音を2秒間鳴らす(呼び出し音の試聴)。この呼び出し音が流れれば,通話相手がソフトバンク携帯のユーザーだと確認できるわけだ。サービス利用に際して申し込みなどは必要ない。8月1日以降,ソフトバンク携帯の全ユーザーはこのサービスが自動適用される。

 「プププッ,プププッ,プププッ」という呼び出し音は,ソフトバンク携帯からソフトバンク携帯に発信した場合は必ず鳴る。逆に通話相手がソフトバンク以外のユーザーの場合は,「プププッ,プププッ,プププッ」という呼び出し音は鳴らない。そのため,「ホワイトプラン」などの音声定額サービスを利用するユーザーは,相手が定額対象かどうかを判別してから通話できる。

 なお,固定電話やソフトバンク以外の携帯電話,PHSなどからソフトバンク携帯に発信した場合は,システムの仕様上「プププッ,プププッ,プププッ」という呼び出し音が鳴らない場合がある。とはいえ,ソフトバンクモバイルは「相手が定額対象かどうかを知る目的で使う場合がほとんど」と予想。特に問題にはならないとの見解を示している。

発表資料