映像産業振興機構(VIPO)が運営するコンテンツ・ポータルサイト運営協議会は2007年6月14日,日本の映画やテレビ番組,コミックや楽曲などのコンテンツに関する情報を提供するポータルサイト「ジャパン・コンテンツ・ショーケース」を開設した。同サイトはコンテンツの二次利用を促進することを目的に設置したものであり,コンテンツの作品名や権利者名,利用許諾窓口の連絡先などが検索できる。開設時点では楽曲が約223万件,マンガ・コミックが約5万9000件と数多く登録されている。一方,映像コンテンツについては放送済みのテレビ番組が2191件,映画が49件,アニメコンテンツが4件などにとどまっている。

 登録されたコンテンツの二次利用を希望するユーザーは,ポータルサイトにユーザー登録する必要がある。登録時には運営協議会による事前審査が行われ,審査を通れば,各コンテンツの権利者への連絡窓口に関する情報が閲覧可能になる。同サイトは,日本経済団体連合会に加入している企業のほか,経済産業省や総務省,文化庁の三省庁からの支援を受けて運営する。