米Microsoftは米国時間6月12日,家庭用サーバー「Windows Home Server」のリリース候補(RC:Release Candidate)版を公開した。Microsoftの開発者であるQblogger氏と名乗る人物が同日,同社のWindows Home Server関連ブログへの投稿で明らかにしたもの。RC版は,ベータ・プログラムの参加者に対して提供する。
Qblogger氏によると,Windows Home Serverのベータ2版からコミュニティ技術プレビュー(CTP:Community Technical Preview)版リリースまでの期間に,10万人以上がベータ・プログラムに参加したという(関連記事)。
RC版はベータ・プログラム参加者にのみ配布する。同プログラムには,現在もMicrosoftのWebサイトで申し込める。
またRC版は,Windows Home Server向けハードウエア/ソフトウエア開発コンテスト「Code2Fame Challenge」の対象バージョンとなる。同コンテストは,MicrosoftがWindows Home Server用アドイン開発の推進を目的として開催する取り組み。優勝者には1万ドル,総額5万ドル以上の賞金を用意している。