写真1●台湾GigaFastのHomePlug AV準拠製品「PE928-EB」
写真1●台湾GigaFastのHomePlug AV準拠製品「PE928-EB」
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 台湾・台北市で開催中の「COMPUTEX TAIPEI 2007」で,台湾のOEMメーカー各社が仕様上の物理速度が最大200Mビット/秒の「HomePlug AV」規格に準拠した製品を展示している。いずれの製品も米Intellonのチップを搭載する。

 GigaFastが展示したのはPLC-イーサネット間のブリッジとなる「PE928-EB」(写真1)と,電力線/同軸ケーブル-イーサネット間のブリッジとなる「PE924-HB」の2製品。いずれも9月ころの出荷を予定している。PE928-EBの市場価格は2個セットで130米ドル程度だという。PE924-HBはPLCと同軸ケーブルのどちらを使うかは背面のスイッチで切り替える。HomePlug AVの仕様上の最大伝送速度は200Mビット/秒だが,同社の説明員によると実効速度は70Mビット/秒程度だという。

 このほか,Amigoは「H051E」(写真2),Paradigm Technology(PTI)は「PTI-3114」(写真3)の型番でHomePlug AV準拠製品を展示した。また,AboComは,製品の展示はなかったものの,8月には「PLS4200P」というHomePlug AV準拠の製品を出荷する予定だ。なお,既に日本でもHomePlug AV準拠製品の採用例がある(関連記事)。

写真2●台湾AmigoのHomePlug AV準拠製品「H051E」
写真2●台湾AmigoのHomePlug AV準拠製品「H051E」
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写真3●台湾Paradigm Technology(PTI)のHomePlug AV準拠製品「PTI-3114」
写真3●台湾Paradigm Technology(PTI)のHomePlug AV準拠製品「PTI-3114」
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