米Sprintと米GPShopperは米国時間6月7日,Sprintの携帯電話ユーザー向けに,小売店での買い物をサポートする新しいサービス「Slifter」を発表した。GPS技術を採用するこの新しいサービスにより,ユーザーは地域の小売店の商品を携帯電話から検索でき,価格や在庫の有無を調べられるようになる。

 このサービスは,GPShopperが提供するもの。ユーザーがキーワード,商品名,モデル番号,商品コードなどを入力すると,商品の有無,価格,セールス情報などが表示される。GPS機能により,ユーザーの位置から最も近い小売店を確認できるほか,道順を調べることもできる。ユーザーは,Slifterを使って買い物リストに欲しいアイテムを保存でき,これを友人や家族と共有することもできる。Slifterで検索できる商品は,全米約3万店舗で販売される8500万以上のアイテムが対象になるという。

 Slifterは,Sprintの対応機種にソフトウエアをダウンロードして利用できる。サービス料は月額1.99ドル。

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