米Sun Microsystemsが米国時間6月6日,ブレード・サーバー製品系列「Sun Blade 6000 Modular System」を発表した(写真)。Sunの「UltraSPARC T1」プロセサ以外に「Intel Xeon」および「AMD Opteron」搭載のサーバー・ブレードを用意する。既に提供を開始している。
Blade 6000 Modular Systemについて,Sunは「競合するブレード/ラックマウント・サーバー・システムに比べ,メモリー・サイズとI/O帯域が最大2倍」とする。対応OSはSolaris 10 OS,Windows,Linux。同製品系列を構成する製品の概要は以下の通り。
・「Sun Blade 6000 Chassis」:10Uサイズ(約440mm)のきょう体。最大10台のサーバー・ブレードを入れて,ラック1台に最大4台のきょう体を格納可能。プロセサ・ソケット2個のサーバー・ブレードでクアッドコア・プロセサを利用する場合,ラック1台で最大320プロセサ・コアとメモリー2.5Tバイトを搭載でき,I/O帯域は5Tbpsとなる。価格は4995ドルから
・「Sun Blade T6300 Server Module」:UltraSPARC T1搭載サーバー・ブレード。プロセサ・ソケットは1個。価格は5995ドル
・「Sun Blade X6250 Server Module」:クアッドコア・プロセサ製品系列「Quad-Core Intel Xeon processor 5300」対応のサーバー・ブレード。Sunとしては初めてのXeon対応製品であると同時に,初めてのクアッドコア・プロセサ対応製品でもあるという。プロセサ・ソケットは2個。価格は3695ドル
・「Sun Blade X6220 Server Module」:AMD Opteron搭載サーバー・ブレード。プロセサ・ソケットは2個。価格は3995ドル
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