蒼天フロンティア・ドメインの2社は7月上旬にも,IT資産管理とネットワークの接続監視が両方できるソフト「統合IT資産管理ソリューション」を出荷する。

 特徴は,ネットワークに接続されているPCに,エージェント・ソフトをインストールすることなく,PCのインベントリ情報を収集したり,ネットワークに接続されているPCの状況を監視したりできること。

 エージェント・ソフト無しでPCのインベントリ情報などを取得できるのは,「統合IT資産管理ソリューション」のソフトを搭載するサーバーが,管理対象であるPCに遠隔でログインして情報収集する機能を備えているからだ。

 統合IT資産管理ソリューションは,(1)蒼天の資産管理ソフト「LogVillage」と,(2)フロンティア・ドメインのネットワーク接続監視ソフト「NETMETRIX Enterprise Edition」,(3)両製品が管理するデータを同一画面で見られるようにするソフトの三つからなる。(1)(2)はいずれも利用するときに,管理や監視対象のPCにエージェント・ソフトを導入する必要がない。

 価格は,上記三つのソフトがセットで,管理/監視対象のPCが500台の場合で365万円。