会場となる台北世界貿易センター周辺には、COMPUTEX関連の案内や広告が並ぶ
会場となる台北世界貿易センター周辺には、COMPUTEX関連の案内や広告が並ぶ
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会場に隣接する「台北101」には、インテルの巨大広告が
会場に隣接する「台北101」には、インテルの巨大広告が
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明日の開幕を前に、会場内では準備が急ピッチで進む
明日の開幕を前に、会場内では準備が急ピッチで進む
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2008年に竣工予定の「台北世界貿易センター南港展覧館」。完成後はCOMPUTEXもここに移転する予定
2008年に竣工予定の「台北世界貿易センター南港展覧館」。完成後はCOMPUTEXもここに移転する予定
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 コンピューター関連の展示会としてアジア最大、世界でも2番目の規模となる「COMPUTEX TAIPEI 2007(台北国際電脳展)が、2007年6月5日~9日の日程で台湾・台北市の台北世界貿易センターで開催される。

 COMPUTEXに合わせ、米インテルがCore 2 Duo向け新チップセット「P35 Express」「G33 Express」を披露する予定。これらに対応したマザーボードなどを、台湾パソコンメーカー各社が展示するとみられる。

 このほか、Ultra-Mobile PC(UMPC)、Windows Mobile 6採用のスマートフォンやPDA、IEEE 802.11n(ドラフト)準拠の無線LAN製品、WiMAX関連製品などの出展が見込まれる。日本メーカーでは、東芝がノートパソコン向けスリムHD DVD-RWドライブを初めて披露する。日立製作所は液晶ディスプレイとハードディスクなど、ルネサス テクノロジはマイコンやシステムLSIなどをそれぞれ出展予定。

 今回の出展者数は1333社、出展小間数は2926小間で、いずれも過去最高。海外からの参加者3万人を含め、13万人の来場を見込む。なお、COMPUTEXはここ数年、規模拡大に伴い会場が手狭になっている。このため、2008年以降は台北郊外の南港に建設中の新展示場に移転することを計画しており、現会場での開催は今回が最後となる予定。


■変更履歴
米AMDが64ビットCPUの新シリーズ「Phenom」を披露する予定とありましたが、CPU自体の発表は予定されていませんでした[2007/6/5]