米スタートフォースとアドベントネットは2007年6月1日,Webブラウザ上でOSを実現するサービス「StartForce」上で,MS Office対抗のWebアプリケーション「Zoho」シリーズが動作するようにすると発表した。日本語版のStartForceで6月中旬から順次開始する。
Zohoシリーズには,Word対抗の「Zoho Writer」,Excel対抗の「Zoho Sheet」,PowerPoint対抗の「Zoho Show」などがある。これらのサービスは,使い勝手,機能がMicrosoft Officeに似ており(写真1),さらにMS Office形式のファイルを読み込んで編集したり,それぞれの形式で書き出すことができる。
StartForceには,既に簡易的なエディタ「スタートフォース ライター」や,Excel対抗Webアプリ「EditGrid」が用意されているが,Zohoシリーズを提供することでよりビジネス・プラットフォームとしての使い勝手が増す(写真2)。
提供されるのは,Zoho Sheet,Zoho Writer,Zoho Showの順番。利用料金は個人の場合は無料で,企業で利用する場合はStartForceのサービス・プロバイダが個別に価格設定するという。