写真1 HIV検査普及キャンペーン期間中のPRESS CENTER内  (C) Vector Inc.
写真1 HIV検査普及キャンペーン期間中のPRESS CENTER内 (C) Vector Inc.
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写真2 避妊具をモチーフにした専用の服飾アイテム  (C) Vector Inc.
写真2 避妊具をモチーフにした専用の服飾アイテム (C) Vector Inc.
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 厚生労働省とPR会社のベクトルは6月1日から7日まで、仮想世界サービス「Second Life」内でHIV(エイズウイルス)検査普及キャンペーン「レッドリボンウィーク in セカンドライフ」を実施する。国内のHIV感染者やエイズ患者の現状に関する情報を提供し、HIVについての正しい知識の習得や検査の実施を多くの人に促すのが狙いだ。

 Second Life内では、ベクトルが運営する情報発信スペース「PRESS CENTER」(写真1)をHIV検査普及キャンペーンの場として利用する。建物の内装を専用のデザインに変更。来場者には、アバターが装着できる避妊具をモチーフにした服飾アイテム(写真2)を期間限定でプレゼントする。キャンペーン終了後も、継続してHIVに関する情報を提供する方針という。

 なお、HIV検査普及キャンペーン期間中は、お笑い芸人の安田大サーカスやラジオDJの山本シュウ氏といった著名人たちが、東京、名古屋、大阪などで街頭キャンペーンやトークライブを実施する。ラジオ番組での啓発活動も行う。Second Life内のイベントとの連携は今のところ予定していないが、「今後は、仮想世界と現実世界のイベントを連動したコンテンツの提供を検討したい」(ベクトル Second Life事業推進室の南口善史ディレクター)という。