写真●16コアのCPUを搭載した「Network Security Appliance E7500」
写真●16コアのCPUを搭載した「Network Security Appliance E7500」
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 米ソニックウォールは16コアのCPUを搭載したUTM(統合脅威管理)製品「Network Security Appliance E7500」を展示している(写真)。数Gビット/秒のスループットを維持しながら,さまざまなセキュリティ機能を同時に利用できる。説明員によると1コアでの処理速度は600Mビット/秒程度。単純計算すると双方向合計で最大7.2Gビット/秒のスループットを確保できることになる。

 搭載するセキュリティ機能としては従来からソニックウォールが提供しているUTMと同じ。具体的にはファイアウォール,IPS,ウイルス対策,スパム対策,URLフィルタリングなどを搭載している。

 製品は,2007年6月からベータテスターに対して出荷を開始し,第4四半期に本格出荷を開始する予定。CPUは米AMDのOpteronを使っているという。