米Salesforce.comは米国時間5月21日,サービス指向アーキテクチャ(SOA)型アプリケーションのマッシュアップ・プラットフォーム「Salesforce SOA」を発表した。「サービスとしてのSOAを提供する」としている。

 Salesforce SOAは,同社のオンデマンド・プログラム言語「Apex」(関連記事)を採用する。ソフトウエアやインフラに依存することなく,請求書作成,インベントリ,受注入力システムなどのWebサービスと連携するオンデマンド・アプリケーションを低コスト・短期間で開発できるという。

 社内で使っている「Oracle Financials」や「SAP Order Management」の機能のほか,「Hoovers」「Yahoo!」といった社外のWebサービスを呼び出すことも可能。

 「従来のソフトウエア・ベースのSOAは,費用と手間のかかるソフトウエアやインフラを導入する必要があった。Salesforce SOAを用いることで,当社のオンデマンド・サービスと企業のワークフローやビジネス・プロセスをさまざまに組み合わせ,SOAベースのビジネス・プロセスをオンデマンドで作成,保守,利用できるようになる」(Salesforce.com)

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