写真1●POWER6プロセサ [画像のクリックで拡大表示] |
POWER6の動作周波数は4.7GHz。製造プロセス・ルールは65nm。処理速度が既存の「POWER5」に比べ2倍だが,消費電力は同等という。
データ処理用の帯域幅が毎秒300Gバイトあり,IBMは「(米Appleのデジタル・コンテンツ配信サービス)iTunes Storeの取り扱いタイトルすべてのダウンロードを約60秒で終えられる」としている。
写真2●System p 570サーバー [画像のクリックで拡大表示] |
System p 570は,最大8個のPOWER6を搭載可能なサーバー。IBMがベンチマーク・テストTPC-Cで「HP Superdome」サーバーと比較したところ,1コア当たりの処理性能が3倍高かったという。またIBMでは,「30台の『SunFire v890』サーバーを1台のSystem p 570に集約し,1年間に10万ドル以上のエネルギー関連コストを節約できる」と説明している。
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