CATV(ケーブルテレビ)大手のスターキャット・ケーブルネットワーク(本社:名古屋市中区,社長:加藤篤次氏)は2007年5月21日,気象庁の緊急地震速報データをCATV回線経由で家庭に配信する実証実験をこのほど開始したと発表した。NPO(非営利組織)のリアルタイム地震情報利用協議会(REIC)などが行う「ケーブルテレビを利用した緊急地震速報家庭内利活用実証実験」に参加し,自社の送信設備とCATV回線を使って約3カ月間の実験を実施する。スターキャットは今回の実験で得られた結果を踏まえて,気象庁やREICなどと連携を図りながら,商用化に向けた準備を進める計画である。