米Symantecは,同社製ソフトウエアの偽造品販売などにかかわったとして,米国およびカナダの流通業者8社に対する民事訴訟8件を起こした。Symantecが米国時間5月16日に明らかにしたもの。合計5500万ドル以上の損害賠償などを求めている。

 Symantecは米Acortech,米mPlus,米Logical Plus,米SoftwareOutlets.com,米Rowcal Distribution,米Global Impact,米Directron.com,カナダeDirect Softwareの8社を,カリフォルニア州の米連邦地方裁判所に訴えた。対象者は24人という。

 各社に求める損害賠償の金額は,400万~1000万ドル。さらにSymantecは全8社に対し,偽造品販売の永久差し止めと在庫転売の禁止も要求している。

[発表資料へ]