NTT東日本は5月16日の1時35分,NTT東日本エリアの14都道県で続いていた「フレッツ」シリーズと「ひかり電話」の大規模障害が全面回復したと発表した。障害の発生日時は,5月15日の18時44分ころ。全面回復までに約7時間かかった。

 NTT東日本の説明では緊急措置として,フレッツやひかり電話用のIP伝送装置の送受信部分の再立ち上げを実施。これによりサービスが利用できるようになったため順次,装置の再立ち上げを行って全面回復にこぎつけた。

 ただ,原因は引き続き調査中。

 障害の影響が出たエリアのサービスのユーザー数は,Bフレッツが約119万,ひかり電話が約59万,フレッツ・ADSLが約150万,フレッツ・ISDNが約16万。