NTT東日本管内の14都道県で発生したIP網の障害が、一部回復に向かっている。

 同社によると、NTT東日本ビル内にあるIP伝送装置の電源を再起動することでサービスが回復することが判明し、準備中の岩手・山梨を除く12都道県で順次再起動している。

 障害が発生した原因がIP伝送装置自体にあるのかどうかなど、詳細は依然判明していないという。

 また同社は、障害の規模について情報を更新した。障害はNTT東日本管内のうち、神奈川・千葉・埼玉の各県全域と東京23区を除く14都道県で発生。Bフレッツで119万契約、フレッツ・ADSLで150万契約、フレッツ・ISDNで16万契約、ひかり電話で59万契約が影響を受けている。