ウルシステムズは、ソニーの映像共有サービス「eyeVio(アイビオ)」を実現するシステムの企画・構築を支援したと発表した。ソニーは、4月26日に開催した発表会で、eyeVioの開発に当たって外部のソフトウエア開発会社と協力したとしていたが、ウルシステムズが複数の企業を統括していたもようだ。ウルシステムズによると、ユーザー・インタフェースの設計などはシンク、実装はギガプライズと連携して行ったという。

 ウルシステムズによると、eyeVioではWeb2.0では多用されるAjaxやマッシュアップを採用しているほか、反復開発手法と要件を動的に管理するツールを用いることで、ソニーからのフィードバックやビジネス・アイデアを短期間で反映できたという。あるテーマの複数の映像を連続再生する「チャンネル」や、公開範囲を柔軟に設定できる「プライベートシェアリン グ機能」などは、こうした工夫から生まれたものだとしている。