米SourceLabsが米国時間4月24日,フリー/オープンソース・ソフトウエア(FOSS)のコードを集中管理できるプラットフォーム「Open Source Management System(OSMS)」を発表した。ただしSourceLabsは,具体的な価格などの詳細を明らかにしていない。

 OSMSを利用すると,FOSSの配布を集中管理するとともに,情報共有とポリシー適用に必要なプラットフォームを提供し,継続的なアップデートなど行える環境を実現できる。そのため企業などでは,FOSS利用にともなって発生するセキュリティやコンプライアンス,法律に関するリスクの緩和につながるという。

 Wikiベースの情報共有エンジンをベースにしており,コラボレーションや文書作成を行うことで,FOSSにかかわる開発作業の省力化と,組織内コミュニティの活性化が可能。付属のライブラリ管理ツールを使えば,FOSSのアップデートが管理できる。既存のソフトウエア・ビルド/配布ツールなどを使って,アプリケーションとFOSSの統合も行える。

[発表資料]