写真●ネットマークスが出展した「Network Intelligence ENGINE アプライアンス」
写真●ネットマークスが出展した「Network Intelligence ENGINE アプライアンス」
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 ネットマークスは,ネットワークに接続する機器のシステム・ログを統合管理する「Network Intelligence ENGINE アプライアンス」を5月から販売する。これに先駆けて,RSA CONFERENCE 2007に出展した(写真)。

 同アプライアンスは,米EMCのセキュリティ部門である米RSAが開発。ネットワークに接続したスイッチやサーバー,セキュリティ装置など160種類以上の機器のシステム・ログを収集して保存できる。ログをFTPで収集しなければならない機器にはエージェントをインストールする必要がある。

 収集したシステム・ログに対して,任意の条件に基づいて警告を管理者に伝えたり,保存したログを分析してセキュリティ上のトラブルの原因を解明したりできる。また,レポート出力用に800種類以上のテンプレートを用意。内部統制のために,システムの安全性を証明する監査用レポートも作成できる。

 Network Intelligence ENGINE アプライアンスの価格は税別620万円から。ネットマークスは,システム・ログのデータを保存するためのストレージと組み合わせて「ログ統合管理ソリューション」として企業に提供する。