全モデルで地デジもしくはワンセグ対応テレビチューナーを搭載する
全モデルで地デジもしくはワンセグ対応テレビチューナーを搭載する
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Windows CEベースの簡易型カーナビをオートバイに取り付けるアダプタも登場
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「簡易型カーナビの市場はこれから急速に立ち上がるはず」(泉龍彦取締役社長)
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 クラリオンは2007年4月23日、カーナビゲーションシステムのラインアップを一新し、5モデルを6月上旬から順次出荷すると発表した。上位モデルから順に、「MAX9700DT」(34万1250円)、「同8700DT」(32万250円)、「同7700」(23万6250円)、「同670」(20万7900円)、「MAX570」(18万6900円)がある。全モデルに共通するのは、デジタル放送に対応したテレビチューナーを内蔵すること。上位2モデルは地デジとワンセグの両方に対応しており、地デジの電波の受信感度が低いエリアに入ると、自動的にワンセグでの受信を試みる工夫がある。下位3モデルについては、ワンセグチューナーのみを搭載する。

 5モデルとも、iPodとの連携機能も用意する。別売りのケーブルを用いてiPodをカーナビに接続すると、カーナビ側からiPod内に収めてある楽曲ファイルを呼び出して再生できる。オプション製品として、カーナビにつなぐBluetooth受信機と、iPodに装着するBluetooth送信機も将来的には用意する考え。iPodとカーナビ間をワイヤレスで接続できるようになる見込みだ。Bluetoothに対応した携帯電話を用いたハンズフリーでの通話も可能。

 なお同社は、持ち運び可能な簡易型のナビゲーションシステム「DrivTrax P5」(価格はオープン)を2月に発表しているが、これをオートバイに取り付けるためのマウントキット(8400円)を4月に発売することも同日明らかにした。DrivTrax P5はOSにWindows CE、2GBのフラッシュメモリーを搭載、4.3型の液晶ディスプレイを備える。内蔵バッテリーで約4.5時間の駆動が可能である。