オープンソース・ソリューション間の相互接続性に関する非営利団体Open Solutions Alliance(OSA)が米国時間4月18日,活動のロードマップ「OSA Interoperability Roadmap」と役員メンバーを発表した(関連記事)。

 OSAは,オープンソース・ソリューションのあいだで相互接続性を確保するため,2007年1月に発足した非営利団体。現時点で米Unisys,米SpikeSource,オープンソース・コミュニティのSourceForge.netなど17の企業/組織が参加している。

 OSAでは,最初に取り組むプロジェクトとして「Common Customer View Prototype」を挙げた。同プロジェクトを通じ,多種多様なアプリケーションからデータを収集/統合して閲覧可能とするシステムの実現を目指す。さらに,Webアプリケーション向けシングル・サインオン,監視/ログ管理,サービル・レベル・アグリメント(SLA)向けのアプリケーション互換性などについても取り組む。

 OSAが投票で選んだ役員メンバーは以下の通り。

・Anthony Gold氏:Unisysのオープンソース事業担当副社長兼ジェネラル・マネージャ
・Michael Harvey氏:米CentricCRMのCMO兼企業開発担当副社長
・Barry Klawans氏:米JasperSoftのCTO
・Josep Mitja氏:スペインOpenbravoのCOO
・Dominic Sartorio氏:SpikeSourceの製品管理担当ディレクタ

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