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【Web 2.0 Expo】OECDも注目する「データ版YouTube」,その名は「Swivel」

中田 敦=ITpro 2007/04/18 ITpro

 「データベースのYouTube」「データ分析の概念を変える存在」--。そう呼ばれるサービスをご存じだろうか。ユーザーが自由にデータをアップロードして,グラフを作ったり統計分析を行ったりできる「Swivel」だ。4月17日(米国時間)に行われた「Web 2.0 Expo」の基調講演に,米SwivelのCEOであるBrian Mulloy氏が登壇して「現在われわれは,OECD(経済協力開発機構)からもデータの提供を受けている」と強調した。

 SwivelのMulloy氏(写真1)は,「これまでWebで入手できるデータは,非常に使い勝手が悪かった」と指摘する。例えば写真2は,Googleで「Bankruptcy Stats(破産統計)」と検索して最初に表示された,米国の裁判所が発行している統計データの例だという。紙で配っている表をただPDFファイルにしただけで,見栄えや再利用性は良くない。

 
写真1●米SwivelのCEOであるBrian Mulloy氏
[画像のクリックで拡大表示]
  写真2●紙のデータをPDFにしただけの「使い勝手の悪い」データの例
[画像のクリックで拡大表示]

 「インターネットでも(統計)データは,写真やビデオ以上に重要な存在だ。データはもっと,グラフィカルにするべきだし,使い勝手を上げて共有しやすくする必要がある」(Mulloy氏)。データをグラフィカルにして,共有できるようにしたサービスが「Swivel」なのだという。

 Swivelに表(テーブル)形式のデータをアップロードすると,多様なグラフが作成される(写真3)。他のユーザーがアップロードしたデータと,自分がアップロードしたデータを比較することも容易だ(写真4)。既にSwivelには様々なデータがアップロードされており,Swivelにあるデータを活用し,いろいろと分析ができるようになっているという。

 「現在われわれは,公式な統計情報を世界で最も多く持っているOECDからもデータの提供を受けている。OECDとは『統計データの活用を推進したい』という思いを共有している。ユーザーはOECDの持つ様々なデータを活用できる」(Mulloy氏)。同氏は,Swivelが既に世界有数のデータ・バンクになっていると強調する。

 
写真3●Swivelにデータをアップロードして作成したグラフ
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  写真4●アップロードしたデータを,他のユーザーがアップロードしたデータと比較した画面
[画像のクリックで拡大表示]

写真5●グラフの下にユーザーによるコメントが付けられている
[画像のクリックで拡大表示]
 Swivelにアップロードしたデータやグラフには,YouTubeのように投稿されたユーザーのコメントを付加することも可能だ(写真5)。またアップロードしたデータに対して,「他人には見せない」といった属性付けもできる。Mulloy氏は「Swivelには,プライベートなデータも登録可能であり,セキュリティは保護されている。

 例えば,米Microsoftの社員が『Zune』の売り上げデータをSwivelに登録して,(既にユーザーの手によってSwivelにアップロードされている)iPodの月次売り上げデータと比較することも可能だ」と冗談めかして,Swivelの利点をアピールした。


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