ニフティは4月12日,ユーザー参加型のニュース・サイト「@nifty トピックイット」を開始すると発表した。これはソーシャル・ニュース・サイトと呼ばれるもので,ユーザー同士でインターネット上のニュース・サイトやブログの記事をトピックとして投稿し,コメントを付けたり投票を付けたりすることで,話題の情報をランキング表示するもの。

 ユーザーは投稿したいブログやニュース・サイトの記事のURL,タイトルを入力し,感想を五つの表情を示したアイコンから選ぶ。記事の概要や紹介文を入力し,18のジャンルからカテゴリーを選択。タグを付けることもできる。

 ピックアップされた記事は「気になる」ボタンを押された数や記事のURLをクリックされた回数,コメントの数などでポイントが向上。これが話題度を示す指標になり,上位に表示される仕組み。記事は,話題度順,投稿順,ポイント順の3パターンでソート可能だ。

 投稿された記事の閲覧は誰でも可能だが,投稿やコメントの書き込みは無料の会員登録が必要。

 ソーシャル・ニュース・サイトは,話題のニュースや記事を素早くチェックできるCGM(consumer generated media)として注目を集めている。米国では「digg.com」が有名。国内でもマイネット・ジャパンの「newsing」,アセントネットワークスの「Choix」など,複数のソーシャル・ニュース・サイトが既にサービスを開始している。

[発表資料]