バッファローによるとWPSの認証取得をしたのは世界的に見ても初だという(写真はWHR-G)
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対応製品のパッケージにはロゴが付く
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 バッファローは2007年4月11日、Wi-Fiアライアンスが標準化した「Wi-Fi Protected Setup(WPS)」の認証を取得した製品を発表。2007年4月下旬に発売を開始する。国内でWPSの認証を取得した製品は、これが初めてである。これまでもバッファローやコレガがWPS対応とうたった製品を発売していたが、認証は取得していなかった。

 WPSは、無線LAN機器の設定に関する規格。親機のボタンを押したり、子機固有の8ケタの数値(PINと呼ぶ)を入力したりすれば、無線LAN機器の設定を済ますことができる。設定を簡便化するとともに、白物家電などで採用されることも目指している。

 今回認証を取得したのは、IEEE802.11g/b規格に対応する無線LANルーター「WHR-G」と子機2種類。WPS向けの専用ソフトが付属している。バッファローがもともと簡単設定機能として採用している「AOSS」も搭載。

 価格は、無線LANルーター単体「WHR-G」が1万1025円。PCカード子機とのセットモデル「WHR-G/P」は1万2075円、USB2.0対応子機とのセットモデル「WHR-G/U」は1万2075円。

 対応OSはWindows 98SE/Me/2000/XP/Vistaだが、WPSを使うならWindows Vistaを利用する必要がある。Windows XPなどで利用するなら、従来通りAOSSを使って設定する。