米Appleの携帯型デジタル音楽プレーヤ「iPod」の販売台数が1億台を突破した。Appleが米国時間4月9日に発表したもの。

 同社は2001年11月に最初のiPodを発売。以来,約5年半にわたって10種類以上のモデルを投入してきた。それには,5世代のiPodモデルをはじめ,2世代にわたる「iPod mini」「iPod nano」「iPod shuffle」モデルが含まれる。

 「iPodは,デジタル・コンテンツ管理ソフトウエア『iTunes』およびデジタル・コンテンツ配信サービス『iTunes Store』とともに,多数の音楽ファンが楽曲を入手,管理,鑑賞する方法を変えた」(Apple)。

 Appleによると,iPod専用アクセサリは4000種類以上あり,現在米国で販売される自動車のうち70%以上の2007年モデルがiPodに対応しているという。

 ちなみに,米MicrosoftがiPodに対抗するために2006年11月にリリースした携帯用デジタル音楽プレーヤ「Zune」は,2007年6月末までに累計販売台数100万台超を見込んでいる(関連記事)。

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