米マイクロソフトは2007年4月8日(米国時間)、ゲーム機「Xbox 360」に「Windows Liveメッセンジャー」機能を追加すると発表した。ネットワーク経由でXbox 360の基本ソフトをアップデートすれば、メッセンジャー機能が使えるようになる。5月7日に提供を開始する。
Windows Liveメッセンジャーは、MSN Messengerの後継バージョンとして2006年6月に登場したコミュニケーションツール。文字や音声、映像をやり取りできる。現時点で、パソコンやWindows Mobileベースの携帯情報端末上で、「約2億6000万ユーザーが利用中」(マイクロソフト)だという。
今後はXbox 360をつないだテレビを使って、遠隔地のXboxユーザーおよびパソコンユーザーとチャットができるようになる。パソコン版のメッセンジャーと同じく、文字だけでなく、声や映像を使った会話も可能。文字の入力は、Xbox 360の「バーチャルキーボード機能」か、USB接続タイプのパソコン用キーボードを使う。
なお、同社は2007年夏頃をメドに、Xbox 360専用のキーボードを発売する予定だとしている。