4月23日,Javaのユーザー・コミュニティである「日本Javaユーザグループ」が発足する。同日,東京で設立総会を行う。情報発信や交流によりJava技術の発展や普及,技術者の地位向上を目指すとしている。設立準備委員会の代表は稚内北星学園大学 学長 丸山不二夫氏が務める。

 設立準備委員会には,丸山氏のほかにSeasarファウンデーションのひがやすを氏,稚内北星学園大学教授の浅海智晴氏,アーキテクタス代表取締役 細川努氏,Java in the Boxの櫻庭祐一氏らが参加している。

 すでにWebサイトを立ち上げ,活動方針や会則案などを公開している。イベントとしては年2回の大規模イベント「Javaコミュニティカンファレンス」を開催するほか,初級・中級者を対象とする「Java基礎セミナー」,地方のコミュニティと連携した「全国行脚セミナー」を行うという。

 また,既存のJava関連コミュニティと連携し「コミュニティのコミュニティ」として活動していくとともに「オープンソースのコミュニティの一員として,オープンソースのムーブメントの一翼を担う」(日本Javaユーザグループ設立準備委員会)としている。

 設立総会は4月23日,「日本 Java ユーザグループ結成総会/記念講演会」として東京の秋葉原で開催する。

【訂正】
掲載当初,設立準備委員会のメンバーとして「日本総合研究所の細川努氏」と記述しておりましたが,細川氏は2007年3月に日本総合研究所を離れ,現在はアーキテクタス代表取締役です。お詫びして訂正いたします。(2007/04/09)