ソフトウエア開発などを手がけるアルファシステムズは4月6日,テレワーク専用のソフトウエア「alpha Teleworker 2007」を4月9日に発売すると発表した。同製品は,外部から社内システムにインターネット経由で接続し,在宅勤務を可能にするCDブート型のシンクライアント・システム。特徴は,導入コストが安いライセンス体系や,セキュリティ機能,IP電話システムへの対応など。

 価格は,認証ゲートウエイの最大同時接続数によって変わる。認証ゲートウエイの同時接続数が,最大25ユーザーの場合は100万円,50ユーザーの場合は180万円,100ユーザーの場合は320万円となっている(いずれも税別)。

 社内システムに接続する場合,端末がクライアントCD内の情報を認証ゲートウエイと送信し,正規のCDからのアクセスかどうかを判断することで認証する。社外の端末と認証ゲートウエイ間の通信は,VPNで暗号化される。また,社内で呼制御プロトコルにSIPを使ったIP-PBXを運用している場合は,テレワーク先の自宅などから内線電話の発着信を可能にする機能も持つ。

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