米Microsoftが米国時間4月5日に,4月10日公開予定の月例セキュリティ・アップデート(修正パッチ)の内容を発表した。合計5件の修正アップデートを提供する。最大重要度は「緊急(Critical)」。

 修正アップデートの内訳は,最大重要度「緊急」のWindows関係4件と,同じく「緊急」のMicrosoft Content Management Server関係1件。パッチ適用の有無は,Microsoft Baseline Security Analyzer(MBSA)で検出可能。パッチ適用後は,マシンの再起動が必要となる。

 Microsoftは,パソコンからウイルスやワームなどを駆除するツール「Microsoft Windows Malicious Software Removal Tool」の新版も同時に提供する。Windows Update(WU),Microsoft Update(MU),Windows Server Update Services(WSUS),ダウンロードセンターで入手可能だが,Software Update Services(SUS)経由の配布はない。

 また,MU/WU/WSUS/SUSに関する6件の「セキュリティ対策とは異なるが重要度の高い」(Microsoft)アップデートを提供する。内訳は,WU/SUS関係が2件,MU/WSUS関係が4件。

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