「スクロール検索」の画面。次の検索結果を動的に読み込んでいるのが分かる
「スクロール検索」の画面。次の検索結果を動的に読み込んでいるのが分かる
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 NTTレゾナントは2007年4月5日、ポータルサイト「goo」において、検索サービスの新たなユーザーインタフェースに関する実証実験を開始すると発表した。同日、検索結果を1000件までスクロールできる「スクロール検索」を公開。2007年4月中に、検索結果をユーザーが自由に配置可能な「goo-mix検索」も公開予定だ。

 いずれも、開発途上のサービスを試験的に公開する「gooラボ」の中の「検索UIラボ」というコーナーで公開する。このうちスクロール検索は、多数の検索結果を確認する際、ページの遷移を不要にするもの。ユーザーが下方向にスクロールすると動的に次の検索結果を読み込んで表示する。同様のユーザーインタフェースは既に画像検索機能で採り入れており、これを一般のWeb検索にも応用した。

 goo-mix検索は、Web、画像、動画、ブログ、「教えて!goo」の各検索サービスの結果を、ブラウザー上に自由に配置できる機能。従来も一部の画面でこのようなカスタマイズを可能にしていたが、検索UIラボでこれをさらに拡張するという。