ソフトバンクテレコムが、法人ユーザー向け無線LANシステム「ULTINA ワイヤレスオフィス」の提供を始めた。シスコの「Aironetシリーズ」をベースとしたもので、システム構築だけでなく、事前の電波環境調査や運用後の支援サービスも提供する。事前調査では、外来波の有無や電波強度を測定、必要な無線LANのアクセス・ポイント(AP)の数や機種、無線規格などを決定する。

 最初のユーザーは、樹脂メーカーの昭和高分子。本社会議室にULTINA ワイヤレスオフィスを導入した。同社は、ソフトバンクテレコムが提供する「ULTINA IP-VPN」のユーザーだった。