バッファローは2007年4月4日、スイッチングハブ「PetitSwitch LSW10/100-5P」の付属品であるACアダプターに発煙や発火の恐れがあるとして回収・交換すると発表した(発表資料)。

 回収の対象となるのは、全部で15万6000台。2007年4月3日の時点では、回収対象ロットを限定していたが、安全性に万全を期すため、出荷全数を回収対象に変更した。同社はLSW10/100-5Pを2000年7月から2002年10月にかけて製造。約5000~6000円で販売された低価格製品だった。

 回収するACアダプターの型式は「91-57640」。実装の状態や経年劣化などが原因で、ACアダプター内部のコンデンサーが発煙あるいは発火する恐れがあるという。2006年9月から2007年2月にかけて、3件の事故が発生したという。ハブ本体には問題がないため、回収しない。回収・交換は同社のWebサイトで受け付ける。