米マイクロソフトは2007年4月1日(米国時間),Webページを見ただけで感染するぜい弱性の原因である「アニメーション・カーソルのぜい弱性」をふさぐパッチを4月3日(米国時間)に公開する予定だと発表した(関連記事)。

 同社のセキュリティ担当者のブログに「攻撃発生からこれほど早く出せたのは,2006年12月からパッチ作成に取り組んでいたから」だという。「本来,今回のぜい弱性のパッチは4月10日の定期セキュリティ・パッチとして提供する予定だったが,事態の深刻さを考えて,なるべく早く出すことにした」ようだ。なお,現在テスト中で提供が遅れる可能性があるという。

[Microsoft Security Response Center Blog]