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Wikiを使ったコミュニティサイト「Wikia」が日本で本格始動

2007/03/30
小野口 哲=日経コンピュータ
Wikipedia創設者で米ウィキアの共同創業者のジミー・ウェールズ氏
Wikipedia創設者で米ウィキアの共同創業者のジミー・ウェールズ氏
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 米ウィキアと、デジタルガレージグループのCGMマーケティングは3月30日、Wikiaの国内展開で提携したと発表した。Wikiaは、ブラウザで編集・更新できるコンテンツ管理システムのWikiを使うコミュニティサイトで、米ウィキアが展開する。

 ウィキアは、ネット上の百科事典「Wikipedia」の創設者であるジミー・ウェールズ氏らが2004年10月に設立した会社。Wikiaでは、趣味やビジネス、地域などのテーマに沿ったコミュニティサイトを無料で作ることができる。各個人からの情報発信が主体となるブログと異なり、Wikiaは「複数のユーザーが一緒にコンテンツを作り上げる。“コラボレーティブ・ブログ”と呼ぶべきもの」(ウェールズ氏)だ。

 WikipediaがNPO(非営利団体)が運営する中立的な百科事典なのに対し、WikiaはWikiを使って様々なテーマについてのサイトを構築できるサービスで、営利企業であるウィキアが手掛ける。収益は画面上に表示する広告から得ることで、サイトを無料で利用できるようにした。現在、全世界のWikiaには、1日当たり250万ものページビューがある。

 CGMマーケティングは、国内でのコミュニティサイトの拡大を支援すると同時に、Wikia上の広告を増やす計画。CGMマーケティングの小尾一介副社長は、「Wikiaを使えば、趣味や地域などに特化したコミュニティを作ることができるので、ターゲットを明確にして広告を出すことが可能になる」と話す。同社は、広告主と協業したキャンペーン・サイトの開設や運営なども手掛ける予定である。

 現在、日本語による37のWikiaサイトがあり、そのテーマはビジネスやコンピュータ関連、心理学、アニメ/漫画関係などである。米ウィキアの日本法人設立については、「将来的には設立の可能性はあるものの、現時点では計画はない」(ウェールズ氏)という。

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