インデックス・ホールディングス(インデックスHD)とサイボウズは3月30日,インターネットやモバイル関連のサービス事業を展開する新会社「ZINGA」(ジンガ)を共同出資で設立すると発表した。

 ZINGAは資本金5000万円で,インデックスHDが90%,サイボウズが10%を出資。新会社設立によってインデックスHDは企業向けビジネスを強化し,サイボウズはモバイル関連事業の拡大を狙う。ZINGAの本社所在地は東京都世田谷区で,インデックスHDの大森洋三取締役が社長に就任する。

 第1弾のサービスとして,企業向けのセキュリティ・サービスを5月から開始する。具体的には,インデックスHDが独自開発した技術を用い,社外でパソコンやモバイル端末で重要情報を使用した際にデータや通信記録を残さずに済むシン・クライアント型のサービスを提供する。今後,サイボウズの業務アプリケーションに関連したモバイル向けサービスも検討する。

発表資料へ