米Dellは,デスクトップ/ノート・パソコンにLinuxプリインストール・モデルを設定する。Dellが米国時間3月28日に明らかにしたもの。対象モデルや対応Linuxディストリビューション,サポート体制などの詳細については,後日発表する。

 DellはLinuxプリインストール・パソコンに対するユーザーの希望を調べるため,3月13日から23日にかけてWebサイトでアンケートを実施した(関連記事)。10万人以上が回答を寄せ,70%を超えるユーザーが「家庭と職場の両方でDell製パソコンにLinuxを入れて使う」と答えたという。

 回答者は,デスクトップとノートの両パソコンでLinuxプリインストールを望んでいた。サポート・サービスについては,「現在のコミュニティによるサポート・フォーラムで技術サポート体制は十分」という声が多かった。さらに,ハードウエアのLinux対応状況を改善することが,対応Linuxディストリビューションと同程度に重視されているという。

 またDellのフィードバック受付Webサイト「IdeaStorm」に投稿されたコメントには,対応ディストリビューションの種類よりも,Linuxカーネルのレベルとドライバ対応を気にする意見が目立ったという。

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