Boot Campを公開している米アップルのWebサイト
Boot Campを公開している米アップルのWebサイト
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 米アップルは2007年3月28日(米国時間)、米インテル製CPUを搭載したMacintosh上でWindowsを動作させるソフトの新版「Boot Camp 1.2」のベータ版を公開した。同社のWebサイトからダウンロードできる。Windows Vista(32ビット版)に正式に対応したことが最大の特徴。日本語のWebページは3月29日時点でBoot Campのバージョンを1.1.2と記載しているが、ダウンロードを実行すると1.2を入手可能。日本語版のドキュメントも付属する。

 オーディオ、グラフィックスなど複数のドライバーの更新、音楽再生ソフト「iTunes」や「Windows Media Player」を離れた場所から操作できるリモコン「Apple Remote」への対応などを実現した。Windowsのタスクトレイに、Boot Campの情報に簡単にアクセスできるアイコンを用意したり、韓国語や中国語、ロシア語などのキーボードへの対応を強化したりといった改善点もある。

 Boot Campは、「Mac OS X」の次版「Leopard(開発コード)」に標準搭載する。米アップルは、Leopardを2007年春にリリースするとしている。