ターボリナックスは3月28日,PFUとLinuxサーバー・ビジネスで協業することを発表した。小規模から中規模のサーバー・ビジネス拡大を狙う。第一弾として,富士通製のラック・マウント型PCサーバー「PRIMERGY RX100S4」および「同RX200S3」,タワー型PCサーバー「TX150S5」にターボリナックスの「Turbolinux 10 Server」をプレインストールして販売する。これらに加えてアプリケーションをインストール済みの「ソリューションモデル」も用意。オープンソースのPBXソフトであるAsteriskを使ったIP電話サーバー・ソフト「InfiniTalk」(関連記事)をインストールしたIP-PBXモデルも提供する。IP-PBXモデルの価格は10ユーザーのライセンス込みで39万5850円から。

 ソリューションモデルにはIP-PBXモデルのほか,トレンドマイクロ製の「InterScan VirusWall スタンダードエディション」をプレイントールした「セキュリティゲートウェイモデル」,サーバー機2台で冗長構成を取ることができる「Turbolinux Cluster HA 3.1」をプレインストールした「クラスターモデル」などを販売。価格はセキュリティーゲートウェイモデルが25ユーザー分のライセンス込みで35万9100円から,「クラスターモデル」がサーバー機2台構成で100万5900円からとなる。

 Turbolinux 10 Serverをプレインストールした通常モデルのPRIMERGY RX100S4は26万2290円,RX200S3は47万1240円,TX150S5は22万9740円。いずれもターボリナックスのオンライン・ショップで販売する。

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