写真 Skypeで「Check up this」というメッセージを受信したらクリックしないこと
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 米ウェブセンスのセキュリティ情報分析機関であるウェブセンス・セキュリティ・ラボは米国時間の3月22日,Skypeを介して拡散する電子メール・ワーム「Warezov/Stration」の亜種を確認したと発表した。コード自体は自己増殖しないものの,実行するとSkypeのコンタクトリスト内のすべての人に特定のURLを送信する。

 送信するのは「Check up this」というメッセージで,ハイパーリンク付きのURLを含む(写真)。受信したユーザーがこのメッセージのリンクをクリックすると,「file_01.exe」というファイルの実行を促すサイトにリダイレクトされる。これを実行してしまうと,複数のファイルがダウンロードされて実行されてしまう。これにより,ユーザーのシステムにバックドアが設置されてしまうという。

 詳細はSecurity Labs Alertを参照。