マカフィーは3月19日,同社が無料で提供しているWebサイトの安全性評価ツール「SiteAdvisor」のダウンロード数が3800万件を超えたと発表した。
SiteAdvisorはアクセスする前に,サイトの安全度を示してくれるツール。スパイウエア,アドウエア,ぜい弱性攻撃,ポップアップの過度の表示に関して自動的にテストを行い,サイトの安全度を評価し注意を促す。評価には,個々のユーザーからのフィードバックやSiteAdvisor運営側のスタッフによる分析結果を利用する。
例えば,検索サイトで「screensaver」というキーワードを入力して検索すると,検索結果に並ぶサイトのうち,危険なサイトには赤色のバツのアイコンを併記し,アクセスする際には注意が必要であることを促す。逆に安全と判断されたサイトの場合は,緑色のチェックのアイコンを併記する。対応する検索サイトはGoogle,Yahoo!,MSNの3つ。
Webサイトの安全性評価を行うSiteAdvisorは2005年に設立された米サイトアドバイザーが運営。2006年4月にマカフィーが買収した。