写真1 PASMO開始を記念しテープカットする事業者や国交省の代表
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写真2 京王線の改札機で行われた「渡り初め」
写真2 京王線の改札機で行われた「渡り初め」
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 首都圏の私鉄や地下鉄、バスの50事業体とJR東日本は3月18日、電子マネー・サービス「PASMO」の開始、とJR東日本の「Suica」との相互乗り入れを記念したセレモニー・イベントを開催した(写真1)。

 同イベントでJR東日本の清野智代表取締役社長は「後年振り返ったときに、交通事業者にとって意義深い日が必ず来ると信じている」と語った。このほかPASMO側を代表して、京成電鉄の大塚弘代表取締役会長と、神奈川中央交通の齋藤寛代表取締役会長がそれぞれ挨拶、さらに来賓として参加した国土交通省の大藪譲治関東運輸局長が祝辞を添えた。

 その後、京王線の自動改札機では「渡り初め」が行われた(写真2)。ここでは大藪局長だけが改札を通り抜けられなくなり、やり直しするというハプニングがあったものの、会場となった新宿駅の各私鉄やJR東日本の改札、対応するバス車両を見る限りでは大きなトラブルや混乱は見られなかったようだ。