写真 NTTコミュニケーションズとNTTレゾナントの共同実験「ウェブデスクトップ」の画面
写真 NTTコミュニケーションズとNTTレゾナントの共同実験「ウェブデスクトップ」の画面
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 NTTコミュニケーションズ(NTTコム)とNTTレゾナントは3月15日,Webブラウザから利用できるデスクトップ環境のサービス「ウェブデスクトップ」の共同実験を始めた(写真)。実験期間は9月までの予定。無料で取得できる「gooID」を登録後,gooにある実験サイト「gooラボ」から利用できる。

 ウェブデスクトップは,Webブラウザから利用できる仮想的なデスクトップ環境のサービス。アプリケーションも用意されている。JavaScriptを使ってWebブラウザとサーバー間で非同期通信を行う「Ajax」(asynchoronous JavaScript+XML)技術を使用しており,ウインドウのドラッグなど実際のデスクトップ画面に近い感覚で操作できる。

 実験では,(1)Webサイトの検索と閲覧,(2)Webメール,(3)ファイル管理,(4)カレンダー,(5)画像共有サービス「OCNフォトフレンド」──の五つの機能を提供する。「同一の検索窓からWebと画像など複数のメディアを検索する」「アイコンをクリックするだけで複数のWebメール・サービスを使える」といった“Webサービス連携技術”も盛り込んだ。

 両社はこの実験を通じてユーザーのニーズを探り,新しい個人向けサービスの実現を目指すとしている。